ご自身が立ち上げたルアーブランドが好調な太田氏からは
2本のレンズのインプレッションをご紹介します。
Flame:ルビス
Lens color:ライトイエロー
シルバーのフレームカラーが美しいシャープなデザインに一目惚れ。
マヅメから5時間とローライトに能力を発揮してくれるカラーだ。
紫外線が出ていない薄明時間でも調光性能で暗く感じにくいので積極的に使用しています。
もちろんそれはガラスレンズの透過性があればこそ
かけることで薄明るい海面が本来の色に戻る感覚を得ることができ、
夜明けや日没の入射角が低い時間帯は水面が太陽の色に染まる。
照らされているのは水面だけなので遮光すれば水中の様子が丸見えになるが、
一般的なブラックやブラウンだと暗すぎて使えないが薄い色のレンズの特権と言えるだろう。
正面からの日の出日の入りだと直接紫外線を受けて眩しく感じるが調光性能が濃度を上げて助けてくれる。
入射角が20~30ºになると浅場なら底まで十分明るくなり、
サーフや底の地質が白い場所で最も能力を発揮!
『水中の景色にイエローを足す』事により濃く見えてシモリやブレイク変化が際立つのだ。
茶色い底だと更に茶色くなり他との違いが明確に。
これは雨天や曇りのローライトでも威力を発揮し、
曇天の場合海面は雲が反射して真っ白になる。
偏光性能で水面反射を消し乱反射している邪魔な光はイエローを通して水中の明暗をハッキリ出す事ができる。
薄明るい時間帯にチェイスを目視できるかどうか、それはチャンスを逃さない事に繫がり
初めて訪れた場所の水中情報が日の出前から確認できる強みが生まれる。
炎天下でなければ一日中通して使える万能に近いレンズと言えるだろう。